魂に目覚める３つ方法：②『心と形の因果関係を意識する』を紹介します。
心と形の関係
『① 心と体を分離して考える』では心と体の関係を探りましたが、心と形の関係も同様です。
全ての形あるものは神の創造物であり、所有者は神です。
しかし一言で形と表わしても、形は様々です。
- 家族も形、友人や職場の上司も形です。
- 病気、事故、貧困、トラブルも形です。
- 作物、天候、地震、細菌やウィルスも全てが形です。
これらの『形』と『心』は相互に関係しているのでしょうか？
人間関係は相互に関係しているのは理解しやすいと思います。
家族に話しかければ答えるし、こちらも家族の問いかけに答えますが、こと人間関係の場合、相手にも意志があるため、なかなか自分の思い通りにはなりません。
こちらが話しかけても相手の気分次第で無視されることもあります。
病気、事故、貧困、トラブル等、人間にとって都合の悪い形の場合はどうでしょう？
本人は全く望んでいないのに我身に降りかかる悪しき形。
これも多少は心との相互関係が認められるのではないでしょうか？
不節制すれば病気になり、注意を怠れば事故を起こし、金策を誤れば貧困を招き、ミスがトラブルを誘発します。
それでは作物、天候、地震、細菌やウィルス等の自然現象はどうでしょうか？
これら自然現象は心に作用をもたらしますが、心が自然現象に作用をもたらすことは一般的には考えられません。
しかし世の中には『雨男』って言葉があります。
その人が行く先々で雨が降る。
まあ、殆どは気にし過ぎだと思いますが、実際はどうなのでしょうか？
世界中に『雨乞い』という儀式や祈祷が存在し、私の知っている宗教でも『雨乞い』で雨を降らせた記録が残っている。
これが実際に起こった現象なら人間の心は天候にも作用することになります。
体も形の一つ。
心と体は密接に繋がっているので、心と体が関係していると理解しやすいですが、体以外の形の場合は空間を超えて作用するわけです。
人間関係、自然現象等、何故、離れている心と形が相互に作用し合えるのでしょうか？
しかし密接に繋がっていると思われている体ですが、下記のように直接的に接触していないにもかかわらず、脳が白血球に作用を及ぼす現象が確認できるそうです。
白血球は血管やリンパ管の中を通って体中を移動するため、神経と直接的に接触していないにもかかわらず、研究の結果から、脳と白血球の間で情報が伝達されていることははっきりしています。 — MSDマニュアル家庭版より —
実は『心』と『体を含めた形』は完全に分離されていて、相互の物理的接触は有り得ないのです。
簡単なことですが、心は形ではありません。
心は無形です。
心が物理的に形に対して作用を及ぼすことなど有り得ないのです。
それでは、これらの形に作用する力とは一体何なのでしょうか？
心と形を相互に関係させる力
心と形を相互に関係させる『心』と『形』の間にある謎の力。
それが『心通りの理』なのです。
『心通りの理』とは、神が人間の心を受け取り、その心通りに守護する仕組みです。
この『神が受け取る』部分が因果関係を表わします。
要するに『② 心と形の因果関係を意識する』と言うことは、『心』と『形』の間にある『心通りの理』を意識すると言うことなのです。
心と形の因果関係を意識する方法
例えばの話
病気になり、因果関係（心通りの理）を意識して喜んだら、喜んだ心通りに病気が治る守護が現われたら、因果関係を意識した結果、因果関係を認識できたことになります。
しかし、始めからこんな難しい挑戦は無謀と言えます。
先ずは『できること』から因果関係を意識しましょう。
当たり前のようですが、当たり前じゃなく、心通りに水が飲めるということは不思議の極みなのです。
この『神が受け取る』部分に対して『不思議』を感じる感受性を身に付けましょう。
心を使う度に、この練習を繰り返し行いましょう。
この練習を毎日続け、心と形の間にある因果関係（心通りの理）という『無形』を感じるられるようになれば、それこそが『魂の感受性』。
ここまでくれば、魂の目覚めまであと一歩。
『② 心と形の因果関係を意識する』
この感覚が掴めた人は最終ステップへお進みください。
③ 神の心で人の喜びを楽しむ
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