魂に目覚める3つ方法:①『心と体を分離して考える』を紹介します。
心と体の関係
心と体を分離する前に、心と体の関係を探ってみたいと思います。
現代医学の現場は、『心と体の密接な関係』がアプローチされ積極的に医療へ取り入れられています。
心と体の相互作用は強力で、その人の健康にも影響を与えます。消化器系は心(脳)によって強く支配されているため、不安、抑うつ、恐怖は消化器系の機能に大きく影響します。社会的、精神的ストレスが原因で、糖尿病、高血圧、片頭痛など、たくさんの種類の病気が引き起こされ、悪化します。 — MSDマニュアル家庭版より —
仏教では『身心一如』と言って、『肉体と精神は一体のもので、分けることができず、一つのものの両面である』と考えられています。
『身体』という表記も『心身』を表わし、心と体は人間を構成する重要な要素として切り離せない関係として捉えられているのです。
これだけ密接な関係にある『心』と『体』を、どうしたら分離して考えることができるのでしょうか?
心と体の所有者
殆どの人は『心』と『体』を自分だと思っています。
しかし心は自分のものと理解しやすいですが、体の場合はどうでしょうか?
心を使うと体が反応し思い通りに動くのは何故でしょうか?
脳が心を電気信号に変換して神経組織に伝達するからでしょうか?
生理学の観点からは正解かも知れませんが、それでは、これらの作業を行っているのは誰でしょうか?
脳を働かせ、心を電気信号に変換し、筋肉を動かし、食べ物を口に運ばせる一連の動作をコントロールしているのは一体誰でしょうか?
もっと言えば、食べ物を咀嚼し、胃で消化し、栄養と便に分けているのは?
自分の力でしょうか?
違いますよね。
自分は心を使うだけで、体が自然と思い通りに動いてくれるのです。
不思議ですよね。
しかも体は単体だけでは生命活動を維持することはできません。
水、食料、空気、地球という星のお陰で生命を維持し、更に宇宙全体によって支えられているのです。
それでは形の最大単位である宇宙を支えているのは誰でしょうか?
もちろん人間ではありませんよね?
支えているのは、宇宙を創造し、人間を創造した神です。
この世の形あるもの全ては神による創造物。
体を含め全ての形を創造し動かしている神に対して、人間が行っていることは何でしょう?
人間が行っていることは唯一つ、心を使うことです。
これで『心』と『体』の関係性が明確になりましたね。
どうですか?
これで心と体を分離して考えられるのではないでしょうか?
もし、まだ分離できない場合、もう一度記事を読み直すか、他の記事を参考にしてください。
分離して考えられるようになった人は次のステップへ進んでください。
② 心と体をの因果関係を意識する
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