『恐怖信仰』から抜け出すため、未知への恐怖を克服する3つ方法を紹介します。
死の意味
人間の本体は魂であり、魂一つで永遠を生き続ける存在なのです。
体は神からの『借りもの』であり、人間の死とは『借りていた体』を神にお返しすること。
これを神は『死』とは呼ばず、『出直し』と呼んでいます。
『借りもの』を神に返した魂一つの人間は、来世まで神の懐に抱かれて、その時を待つのです。
『借りもの』を返す時、今世の記憶はリセットされますが、今世の『心の歴史』は魂に記録されるので、今世の功績は無駄にならず、全て来世に引き継がれるので安心してください。
嫌な記憶、忘れたい記憶と共に親しい家族との記憶、忘れたくない記憶もリセットされてしまいますが、魂に『心の歴史』は記録されていますので、来世で与えられる縁組みも、記録された『心の歴史』の続きを歩めるのです。
毎日行う死の疑似体験
死とは『借りもの』をお返しすること・・・と説明しましたが、実は毎日、神へ『借りもの』をお返ししているのです。
人間が毎日行う習慣の中で、『借りもの』をお返しする行為が含まれているのです。
それは『睡眠』を取ること。
睡眠中に意識はありません。
呼吸し、心臓が動いていますが、見た目はほぼ死んでいる状態と同じです。
もし寝たまま意識が戻らなければ『植物状態』と認定されてしまいます。
朝、目が覚めて意識が戻り、体を動かせるということは不思議奇跡であり、新しく体を借りた『生の瞬間』を追体験していると言って過言ではありません。
こうして毎日人間は『出直し(生と死)』を繰り返しているのです。
それでは死の恐怖を克服する方法とは?
死の恐怖を克服する方法
人間が借りているのは体だけではありません。
家族、衣食住、地球、太陽、宇宙・・・全ての借りものをお返しする意識を持つのです。
そして『借りものをお返しします。今日も一日ありがとうございました。』と心からのお礼を捧げます。
『借りもの』を返したら、また借りられるか解りません。
これが今生の別れになるかも知れません。
ですから、今日まで生きられたこと、家族を与えていただいたこと、全ての与えに感謝をして出直しましょう。
そして翌朝、目が覚め、再び『借りもの』を与えていただいたら、寝る時と同じように『借りものをお借りします。今日も一日よろしくお願いします。』と心からお礼を捧げましょう。
これは寿命で出直す時と、原理は全く同じです。
これが死の意味なのです。
毎晩、毎朝、この習慣を続けていれば、寿命を全うし出直す瞬間も、この習慣の続きに過ぎません。
毎日、家族に最高の感謝と別れを告げることで、一片の悔いも残こさず安らかに魂一つに返ることができます。
こうして毎晩、死を『出直し』と定義つける習慣を繰り返すことで、自然と恐怖を克服できるようになるのです。
その他、恐怖を克服する3つの方法は以下の記事をご覧ください。
元記事、恐怖信仰:未知への恐怖心に縛られた信仰は以下です。
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