おっ!また青信号!ついてる!!
これで5回連続!神様のご守護ね!有り難いわ。
えっ?青信号が神様のご守護なの?
じゃあ、赤信号は?
も、ちろん赤信号も神様のご守護よ。
赤信号は有り難くないご守護?
もしかして赤信号が悪因縁で青信号が善因縁?
そうね、赤信号は正直言って有り難くないわね。
赤信号は私たちの悪因縁だわ。
急ぎすぎて事故を起こす危険があるから、神様が「落ち着いて運転しなさ」とご注意くださったのかも。
かも?
ガア!
はい、最後は『変わり身の術』で誤魔化していましたが、本当に青信号は善因縁で赤信号は悪因縁なのでしょうか?
そんなことはありません。
彼女達は自分たちのストーリーに沿って守護を語っていたに過ぎません。
自分に都合のよいことは『有り難い神様の守護』。
都合の悪いことは『有り難くない、否、ハッキリ言って傍迷惑(はためいわくな)な神様の守護』。
自分達の主観で『善因縁・悪因縁』を決めつけているだけ。
これでは余りにも自分中心的な考え方ですね。
この世界は『神の思想』を中心として回っているのです。
神は全ての人間に対して平等に心通りの守護を与えています。
自分が赤信号の時は、交差する車線は青信号。
逆に、自分が青信号の時は、交差する車線は赤信号。
あああったり前のことを言っていますが、これは単に信号の仕組みであって、その時のタイミングに過ぎないのです。
信号機1つとっても、自分勝手な都合で様々なストーリーを描いてしまうのです。
信仰がない一般人でも・・・
赤信号かよ!ちぇ、ついてねーな!
やった青信号!今日はついてるわ!
自分に課せられた状況を勝手に判断して一喜一憂しますよね。
自分が赤信号で停止している時は、青信号で前進できる人もいるのです。
この世は持ちつ持たれつ、互い助け合いの世界。
自分が赤信号で停止しているなら、青信号で前進している人を見て喜べば何も問題はないのです。
燃費が悪くなる!
時間に遅れる!
それも単なる自分勝手な都合です。
燃費だって何円の差、時間だって大切な約束なら余裕を持って行動すべきであって、恨むべきは信号ではなく、自分自身の怠慢です。
青信号、赤信号だけではなく、全ての形あるものが神様の守護。
人間は、燃費やら、時間に遅れるやら、ラッキー、アンラッキーだとか、どうでもいいことに一喜一憂しますが、それは人間の視点から世界を眺めているからであって、もう少し大きな視野を持ち魂の視点から世界を眺めれば、燃料で自動車が走るのも、時間が流れているのも、地球が回っているのも、全ては神様の守護なのです。
私たちは宇宙丸ごと守護いただいているのです。
ラッキーどころじゃありません。
年末ジャンボ宝くじに当たるよりも、ちょーーーーーラッキーなのです。
神様は常に『神の視点』で人間世界を眺め、一人一人にピタリと寄り添い、『借りもの』を『心通りに守護』くださるのです。
もう青信号、赤信号と一喜一憂している場合ではありません。
一喜一憂は状況(形)に流される主体性なき心。
知らず知らずの内に、喜べない種を蒔き続けてしまい、後になって自分の蒔いた種に悩み苦しむことになるのです。
そうなる前に、しっかりと『三つの理』に学び、心の主体性(魂)を取り戻して、喜び尽くめの一日を過ごしてください。
コメント