魂人間の手引書(5):人生最大の謎を解き明かす『最後の1ピース』

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もう20年前のことだが、某大学の宗教学科の教室で講義した時のこと…
大勢の生徒達の中で、たった一人だけ『縁』が繋がった女学生がいました。

その方は…

おっと
その前に何故、お前ごときが大学の講義が出来るのか!ヽ(`Д´)ノ
皆様、そんな疑問を抱かれたかと存じます。(`・ω・´)キリッ

魂の師である空さんの門下生である我々は、毎日、空さんの天啓に対してHPに感想を投稿していました。空さんは何故か数居る門下生の中で、末席である寿限無の投稿を一冊の本に纏めて出版(自主出版)してくださったのです。
そして門下生の一人である某大学の教授様に、『本を出したのだから講義をしなさい』と無茶ぶりをされ、大学の教壇に立つことになったのです。

まあ、今、思い出しただけでも顔から火が噴く程、ボロボロでグチャグチャな内容で、生徒さん達には大変なご迷惑と気まずい思いをさせてしまいました。(〃∀〃)ゞ
人生ではじめて『穴があったら入りたい…』と切実に願った瞬間です。
寿限無のトラウマTOP100(多すぎ)に間違いなくランクインする恐怖体験でした。(((( ;゚Д゚)))

話を戻しまして…

その方(Sさん)は、そんな破綻した講義の、たった一言に

ずきゅーーーん!

と心射貫かれ、教えの内容をもっと詳しく聞きたいと思ったそうです。

その一言、それが

心通りの守護

でした。

おそらくSさんは人生に対して色々思案して来たのだと思います。

運命?

偶然?

生きる意味?

Sさんの人生で起こった様々なパーツ。
そのパーツは、まるでジグゾーパズルの1ピース。
Sさんなりに探求し、沢山の本を読み、思案を深め、パズルを繋げてみたけれど、どうしても意味が繋がらない。

Sさんの求める答えに辿り着けない。

断片的な体験…

一つ一つのピースに意味はあるのか?理由はあるのか?

何度、繋げてみても最後の1ピースが足りない。

全体像は見えているのに、最後の1ピースが足りないだけで、全ての意味が繋がらない。

このまま人生は混沌とし、意味も、理由も分からぬまま、時間だけが過ぎて行くのか…?

否、Sさんは諦めなかった!
答えを探し続けた!
『なんのために生まれて、なにをして生きるのか?答えられないなんて、そんなのは嫌だ!(byアンパンマンのマーチ)』
彼女はアンパンパンだった!

そんなSさんの飽くなき探究心に運命は微笑んだ!

素晴らしい(?)寿限無の講義に巡り会い、ついに最後の1ピースを見つけた。

心通りの守護

ああ、全てが繋がる言葉の響き。
意味を知れば知るほど1ピースが黄金の輝きを放つ。

心通りの守護。
この理を手に入れたら、もう何も恐れる必要はない。

未来は今の心で決まるもの。

運命は今の心で運ぶもの。

『喜びの心』が『喜びのカタチ』に守護される理。

この絶対普遍、神の叡智ににより、人は心の意味を知り、人生の意味を知る。
そして…

魂人間に目覚める!

めでたし、めでたし…

 

(´・ω・`)?

 

その後、Sさんは、空さんの勉強会に参加したり、何故か寿限無を素通りして愚兄、否、実兄と恋仲になったりして、魂探求の道を歩んでいましたが、居住場所が遠距離なこともあり、次第に心も遠のき(実兄とも…)、我々とも縁が離れてしまいました。(ノД`)

 

と、言うことは…

『心通りの守護』は最後の1ピースでは無かった?…のでしょうか?

そうです。

『心通りの守護』が最後の1ピースではありません。
それは飽くまで『理』であり実体ではないのです。

最後の1ピースを嵌めるのはアナタ自身の心。

心通りの守護と同じカタチのピースを
アナタ自身の心に象るのです。

寿限無も初めて『心通りの守護』を耳にした時、

ぴーーーん!

と閃きました!

この理を用いれば全ての問題は解決する…

しかし『理』は飽くまで『理』。
法則に当て嵌めるのは寿限無自身の心。

心に象っているのは『心通りの守護』ではなく『従来通りの発想』。

これまで『人間思想』の思考に慣れ親しんだ心を、『神の思想』に思考を切り替えるには、それから大分長い時間を要しました。
あの頃、寿限無自身の心にも『最後の1ピース』は象られていませんでした。
知識だけの頭でっかち。

Sさんの手本になってあげられなかった。

今頃、Sさんは何処かで幸せに暮らしているでしょうか?
もしかしたら…
更に思案を深め、寿限無よりも先に『最後の1ピース』を嵌めているかも知れません。

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