『借りものの理』とは?

三つの理 神の思想

人間の体は誰のものでしょうか?

ほとんどの人は『自分のもの』と断言し、体は『自分のもの』と信じて疑わないでしょう。

しかし真実は違います。

体は『神のもの』。

体どころか、衣食住、地球、太陽、宇宙・・・形ある全てのものは『神のもの』。

人間の本体は『身体』ではなく『』です。

 

』が『神のものである体』を借りいる・・・それが『人間』なのです。

それが借りものの理

借りものの理

超図解:借りものの理

 

自分の体は『神のもの』?『自分のもの』と言える根拠は?

体が『自分のもの』と信じて疑わない人でも、ほんの少し考えてみたら『アレ?本当に自分のもの?』と思えるはずです。

よくよく考えてみると、『自分のもの』と言える根拠があまりにも希薄であることに気が付くでしょう。

それでは少し一緒に考えてみましょう・

先ずは『右手をご覧ください』。

この場合の右手とは『右手側・右手方向』ではなく、体の『右手』です。

自分の右手をよく見てよく考えてみてください。

指、爪、皮膚、関節、血管、流れる血液・・・。

どれか一つでも自分で創り上げたパーツはあるでしょうか?

どれか一つでも人間が創り上げたパーツはあるでしょうか?

生まれた時はベビーサイズだった手のひらを、子供サイズ、青年サイズ、大人サイズと段々に大きく成長させたのは、自分(人間)の力なのでしょうか?

勿論、右手だけではありません。

顔、目、鼻、耳、口、髪、胴体、手足、内蔵・・・どれ一つとっても人間に創り出せるパーツはあるでしょうか?

細胞の数も37兆個あると言われています。

ノーベル賞を受賞するほどの医学の権威をもってしても、『人体は神秘』と言わざるを得ない不思議に満ちているのです。

この不思議に満ちた体を人間が創り出せないことは明白です。

人間の体は神秘を掌握する神の創造物であり、神の所有物なのです。

うーん、確かに創ったのは人間じゃないけど、所有権は自分にあるのだから、やっぱり『自分のもの』じゃないの?

いえ、体に所有権はありません。

体は、いつか必ず元の所有者に返さなければいけません

人が死を迎える時。

体は必ず元の所有者である神にお返しするのです。

これは『所有している』のではなく『借りている』確かな証拠です。

更に、借りているのは体だけではありません。

体を維持するために必要な、衣食住、地球、太陽、宇宙・・・形あるもの全てを神から借りているのです。

それも『人間の喜びを見て共に楽しむ』ため、たった一つの目的のために『神』は人間を創造したのです。

 

借りた体は自由に使えるの?

結論から申し上げると、借りた体を自由に使うことはできません。

人間がいくら心を使っても、人間には体を動かす能力はありません。

『体』は『神の創造物』であると同時に『神の所有物』。

よって『体』を自由自在に動かせるのは『神』ただ一人なのです。

 

でも、たった今、自分の思い通りにトイレに行きましたよ?

これって自由に使えている証拠じゃないの?

 

それは『思い通り』にトイレに行けたわけではありません。

心通りの守護』のお陰でトイレに行けたのです。

心通りの守護』は余りにも早業で、人間が自分の力で動かしているようにしか見えず、それが『体を自由に動かしている』と誤解させてしまうのです。

もしトイレに行きたいと思ってから実際に体が動くまで5分も10分も掛かっていたら大変なことになりますよね。

思い通り』に使えませんが、『心通りの守護』で借りものの理』は動いてくれるので、不自由を感じることは少ないのです

人間の喜びを見て共に楽しみたい』という神の一方的な思いから貸し与えられた『有形の世界』。

確かに神の一方的な思いには違いありません。

しかし借りているものの価値、貸している存在の偉大さを知れば知るほど、喜びがマグマのように溢れて来ませんか?

 

寿限無と魂の師空さんの雑談から読み解く『借りものの理』

寿限無
寿限無

体を借りた憶えはありませんが?

魂の師Kuu
空さん

所有者である神の一方的な思いで貸しているのです。
あなたの思いは関係ありません。

寿限無
寿限無

一方的に貸して、それで喜べと言われても・・・少し恩着せがましく聞こえます。人間には喜ぶ義務があるのでしょうか?

魂の師Kuu
空さん

一方的と言っても貸すものの価値に寄りませんか?
もし一方的に借りたのが10億円として、その返済が「喜ぶ」だけだとしたら?誰だって感謝こそすれ、迷惑に感じる人はいないと思いますよ。人間の体は、一部分でも再生しようと思ったら莫大な費用が掛かる上、人工的なものは不具合も多く、定期的なメンテナンスも必要です。入れ歯一つとっても不便で面倒くさいものですよ。

借りたものの価値を知れば、義務もなにも自然と喜びの感情が溢れてきませんか?

寿限無
寿限無

言われてみれば、もの凄く有り難い気持ちになってきました。

魂の師Kuu
空さん

そうです、人間一人の価値は計り知れないのです。
魂一つの人間が、体を含め広大な宇宙まで借りているのですから。

寿限無
寿限無

体だけ借りているワケではないのですね。

魂の師Kuu
空さん

体を維持するには衣食住が必要です。
地球、太陽、広大な宇宙がなければ体も存在しませんよね?
この有形の世界、全てをまとめて借りしているのです。

寿限無
寿限無

体は『自分のもの』と思っていました。

魂の師Kuu
空さん

心だけが『自分のもの』なのです。

 

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