『魂』とは一体なんでしょうか?
『魂』は誰でも知ってるワードですが、実際に『魂』の実体を知っている人は殆どいないのではないでしょうか?
1907年、米・マサチューセッツ州の医師、ダンカン・マクドゥーガル博士は、死の直後の体重の変化を調べ、「魂の重さは本当に21グラム」であると学術誌に発表し、論争を巻き起こしたそうです。
たった21グラム?
魂って軽いんだね?
魂に重さがあるなら、形もあるわけだから、魂って見て触れるってこと?
しかし一般的な魂に対する認識はだいたい以下の通り。
たましい 【魂・霊】
- 身体に宿って心の働きをつかさどるとされるもの。古来、肉体から独立したものと考えられた。
- 精神。気力。
魂は形がありません。つまり無形。
『神の思想』も『魂は無形』と明かしています。
目に見えない、触れないのに、どうして魂があるって解るの?
無形の魂を確認する方法はあるの?
霊媒師や霊能者じゃないと解らないのかしら?
いえいえい、確認するも何も、魂は人間の本体なのですよ。
魂は人間の本体
えっ?人間の本体って・・・この身体でしょ?
そうよそうよ、この美しい顔、スレンダーなボディに長い足・・・
これが私という存在よ!
いいえ、誠に残念なですが、体は神様から借りているもの『神のもの』なのです。
人間は『オギャ』と母親の胎内から誕生しますが、この時、魂が肉体を借り、そして死を迎える時、魂は肉体を神にお返しするのです。
肉体を借りる、返すってことは、肉体は死んでも魂は死なないの?
その通りです。
肉体は滅んでも魂は永遠に生き続けます。
前世の記憶は消えてしまいますが、魂が生まれてから今日までの行いは全て神の帳面に記録されているのです。
だから、今世の姿は前世の心通りに守護いただいた結果なのです。
ハハーン。私の美しすぎるこの美貌。
きっと前世でよほど美しい心で暮らしていたのね?
お前、来世は醜い姿で生まれてくるな。
何ですって?きーーー!
まあまあ、落ち着いてください。
前世と今世の因果関係は人間には絶対に解りません。
無駄な詮索をするより、お互い優しい心で今の縁を大切にして良い運命を来世へ運びましょう。
優しい心・・・。
あっ、ちょっと待って!魂が自分、体は神様のもの。
心は?心は自分なの?
良いとことに気が付きましたね。
心とは、魂が使える唯一の能力と言えます。
心も魂と同じ無形です。
魂ですらよく解らないのに、無形と言われても益々混乱するばかりだわ。
無形の概念
そうですね、それでは無形の概念を説明します。
む‐けい【無形】
- [名・形動]形として現れないこと。また、そのものや、そのさま。
無形とは、姿形が無く、物理、時間、空間に縛られない完全に自由な存在。
自分の心を思い浮かべると無形を理解しやすいと思います。
心の中は完全に自由ですよね?
無形だからこそ自由なのです。
無形だからこそ魂は、体を含めた広大な宇宙全体を借りることができるのです。
先ほど、魂の重さは21グラムという説がありましたが、もし魂に重さがあるとしたら『魂が借りている宇宙全体と重さと同じ』と言えるかもしれません。
そう考えると魂って凄いですね。
これが限界の無い魂の実力です。
- 『魂』は人間の本体
- 『魂』が持つ唯一の能力が『心を使うこと』
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