「元の理」に全ての答えがある

神がビッグバンを起こした？

この世の全てに意味がある？

宇宙の始りはビッグバンと言われていますが、あくまで説です。
誰も宇宙の始りを見た者はいないし、タイムマシーンでも発明されない限り、過去に遡って証明することは不可能です。

宇宙の始りは単なる自然現象なのでしょうか？
単なる偶然と偶然が重なって宇宙が誕生し、偶然にも太陽系が形成され、地球という星に人間が生まれたのでしょうか？
私たち人間は単なる偶然の産物で、この世界に存在しているのでしょうか？

「偶然」ということは「理由が無い」ということです。
宇宙の始まりが「偶然」なら、宇宙の始りに「理由は無く」、理由が無ければ当然「意味も無い」。
つまり、宇宙が存在していることに全く意味は無いのだ。

元々「意味が無い」世界に生きているなら、いくら人間が「存在の意味」を求めてたところで答えは出ません。
「存在の意味」を考えること自体、全く無意味なわけです。

・・・しかし、
わたし達人間は「存在の意味」を考えずにはいられません。
人間が意味も無く存在しているなんで考えられない。
世の中には「意味がある！」と思えるもので溢れているのだから・・・

どうして人間はあらゆる物事に対して「意味」を求めるのだろう？

「心」があるから？

そもそも「心」ってなんだろう？
何故、人間は「思考」するのか？

無の状態から偶然にビッグバンが起こり、偶発的に私達人間は「思考」を獲得したのだろうか？

この世の全てに元がある？

そんなの答えるまでもありません。
生まれるわけないですよね？

鶏の中に牛の要素が含まれていない限り、鶏から牛は生まれません。
そのものを生み出す親、又は大元に「同じ要素」が無い限り、生まれたもの、又は創造されたものに、全くの独自性が備わることは有り得ないのです。

つまり、人間が「思考」をする・・・ということは、
宇宙の始りに「思考」と同じ要素が含まれていなければ、人間が「思考」「考える能力」を有することは有り得ない・・・

これらの理由から、宇宙の始りにも「心」があったと考えられる・・・
宇宙は何者かの「思考」の結果、何者かの「意志」により創造されたのです。

そもそも私達は神様を知らないのです。
大抵の人は神様って言ったら・・・

こんなイメージを思い浮かべますよね？
これが「スーパーデラックスチョコモナカジャンボ神様」の正体・・・
つまり、人間が勝手に作り出した陳腐ちんぷなイメージで、神様を矮小化わいしょうかした結果、「神様なんて存在しない！」と思い込んでいるのです。

ところが！
時は天保9年10月23日！
場所は山辺郡庄屋敷村（現・天理市三島町）！
神様が人間の面前に現れたのです！

元の神降臨！？

中山家の主婦、みき（当時41歳）の体を「神の社」として借り受け、その口を通して「神様の思惑」を語り始めたのだ・・・

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・・・この様に、例え神様が現れたとしても、「はい、そうですか」と素直に信じる人はいません。
先ずは「本当に神様なのか？」と疑問が湧きます。
それは今も昔も同じこと。

当初、みきの旦那、善兵衛や親族一同、狐憑きか？気の病（精神病）か？・・・と疑っていました。
それは当然と言えば当然です。
なぜなら、神様の言葉を神様と認識できる人間が、まだ創造されていなかったのです。

ただ一人。
中山みきを除いて・・・。

人間創造が始まって以来、神様は知恵を仕込み、文字を仕込み、神様の言葉を認識できる人間を着々と創造していたのです。
そして漸く創造されたのが、天保9年10月23日。

神様が人間を創造した理由。
それは『元の理』と呼ばれる「元初の物語」に臨場感溢れる描写で語られていますが、
ここでは、教祖（おやさま）が明治14年6月の『おふでさき』で明かした一節をご紹介します。

これで分かりましたね。
ビッグバンが起きたのも、宇宙が誕生し、人間が存在するのも、
全ては『人間の陽気ぐらしを見て共に楽しみたい』と閃いた神様のアイデア。
神様の壮大な計画の元、わたしたち人間は生きているのです。

本日のまとめ

と、いうわけで・・・
「元の神・実の神」が明かした人間創造の理由。
それは、
神様が「人間の陽気暮らしを見て共に楽しむ」ため。

この話が本当なのか？
そもそも本当に元の神・実の神なのか？

それは貴方自身が「天理の教え」に触れた上で判断してください。