天理教公式サイトでは教祖(おやさま)の通られた「ひながたの道」について、以下のように説明しています。
教祖(おやさま)・中山みき様は、立教以来50年にわたり、「月日のやしろ」として、親神様の思召を私たち人間にお伝えくだされたばかりでなく、自ら身をもって、たすけ一条の手本をお示しになりました。その道すがらを「ひながたの道」と呼び、教祖を「ひながたの親」とお慕いしています。
https://www.tenrikyo.or.jp/yoboku/oshie/oyasama/
立教以来、教祖の通られた道中は「たすけ一条の手本」であり、「たすけ一条のひながた」なのです。
goo国語辞書によれば「ひながた(雛形)」とは以下の通り「見本」であり、実際に「たすけ一条の精神」で通られた「お手本」と言えます。
雛形(読み)ヒナガタ
1 実物を小さくかたどって作ったもの。模型。「新空港の雛形」
2 形式・様式を示す見本。特に、書類などの決まった書き方を示すもの。書式。「申請書の雛形」
教祖は「たすけ一条のひながた」。
それでは具体的に「たすけ一条」とは何を指しているのでしょう?
「たすけ」とは病で苦しんでいる人、様々な難儀で困っている人を「助けること」。
そして「一条」とは 「ひと筋」・・・つまり「一筋の心」。
まとめれば教祖は「人を助ける心を生涯貫き通した雛形」なのです。
何故、教祖は「たすけ一条」を生涯に渡り定められたのか?
中山みきは天保9年10月26日に「月日のやしろ(神の社)」として、元の神・月日親神様の胸の内を明かし始めました。
教祖の姿は人間ですが、話す言葉は「神の心」。それが「月日のやしろ」。
月日にハせかいぢうゝハみなわが子 たすけたいとの心ばかりで
おふでさき 8号-4
月日親神様には、世界中は皆可愛い我が子、たすけ一条の心ばかり
これは教祖の口を通して語られた「神の心」ですが、教祖自身「神の心」を「我が心」として通られたのです。
たん/\とふでにしらしてあるけれど さとりないのが神のざんねん
おふでさき 4号-47
人間が陽気ぐらしする方法を筆(おふでさき)で教えているのに、それを誠にして実践しないのが神の残念
このように胸の内を明かしています。
でも子供に「親の言う通りにやりなさい」と言ったところで、初めてのことは勇気がいるし、やり方も分かりません。
ましてや目に見えない神様の言うことなら尚更のこと。
だからこそ、月日親神様の心を理解し、親と同じ心になった教祖が、先ずお手本を示されたのです。
実際の生きた人間(教祖)が「おふでさき」の教え通りに実践し「お手本」を見せくだされた・・・
それが「ひながたの道」
では具体的に何をされたのでしょうか?
教祖の偉業
教祖がお手本を示された「ひながたの道」・・・
それは・・・
陽気づくめの心
どんな厳しい道中も、神様に凭れて「喜び勇んで」生涯を通られた・・・
それが「教祖の偉業」。
なんだ、そんなこと?
喜ぶことが凄いことなの?
そんなこと?
そうですね・・・
喜ぶことは誰でもできる事です。
特別意識しなくても誰の心にも自然に生じる感情です。
お酒を飲んでも喜べる。
ゲームをしても喜べる。
美味しい料理を食べても喜べる・・・
でも「陽気づくめ」となると話は別です。
「陽気づくめ」とは「ずーーーーーーーーーっと喜び続けて生きること」。
そんなことが可能な人間がこの世に存在するでしょうか?
もし、これが簡単なことだと思う方は、一度、喜び続けることに挑戦してみてください。
おそらく、いや、間違いなく三日ももたないでしょう。
いやいや、一日続けば大したものです。
えっ?一時間が限界?
教祖は「月日のやしろ」だから特別なんでしょ!
一般人とは魂が違うから出来て当然よ!
いえいえ、教祖も私達と同じ生身の人間です。
「月日のやしろ」として「月日の思惑」を伝える役目はありますが、それと同時に教祖自身も「月日の思惑」を聞いているのです。
確かに教祖は「いざなみのみこと」の魂と言われていますが、魂だって基本的には同じです。
皆、神様の分け御霊なのだから、魂に優劣はありません。
教祖と私達に何か違いがあるとすれば・・・
神様の言葉を「誠の心」で通ったか・・・「疑いの心」で通ったか・・・
この違いです。
私達も単発的には「誠の心」になるかも知れませんが、
教祖は24時間、ずーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーと「誠の心」で通られた。
だからこそ「陽気づくめ」が可能であり、「陽気ぐらしのひながた」に成り得たのです。
これこそ「教祖の偉業」なのです。
たすけの原理
でも、ちょっと待って!
教祖は「救け一条のひながた」なんでしょう?
ただ喜んで通るだけで人が救かるってこと?
喜びで病気や難しい問題が解決するの?
はい。
実に良いところに気が付きました。
教祖は「たすけの原理」を理解したからこそ、沢山の病気や難しい問題を治めることが可能だったのです。
そして「救けの元」になるのが「喜びの心」。
それじゃあ、本当に「喜びの心」で人が救かるの?
はい。
心の治め方1つで病気や様々な問題も治まるのです。
マジ?
癌も?新型コロナウィルスも?ひきもりも?
うそだ!そんなの信じられない!
心1つで病気が治ったら医者や薬は必要ないだろ?!
でも元々、医者に見捨てられた重篤な患者を「諭し1つ」で救けたのが「ひながたの道」なんですよ。
それじゃ、「ひながたの道」をたどれば、痛い注射は金輪際打たなくていいのね?教祖最高!
でも、心1つで病気や様々な問題が治まる理屈が分からない。
どんな原理で治まるの?
もし、興味があれば是非引き続き当サイトをご覧ください。
必ず貴方達の求める答えが見つかります。
それでは、本日はここまで。
ちょっと!
一番肝心なところなのに!
寿限無のドケチ!ドスケベ!ヘンタイ!
本日のまとめ
- 教祖は「陽気づくめの心」で「ひながたの道」を歩まれた
- 「陽気づくめの心」が「救け一条の心」
- 心の治め方1つで病気や様々な問題が治まる
二人に怒られたので・・・
なぜ、心1つで病気や様々な問題が治まるのか?
その原理を触りだけ説明します。
おっ、反省したようね。
出し惜しみしないで早く教えなさい!
その原理は「3つの理」で構成されています。
- かしものかりもの
- 心通りの守護
- 心自由
この「3つの理」の理を心に治めたからこそ、
教祖はどんな時も喜び勇んで「ひながたの道」を通ることができたのです。
「3つの理」についての詳細は、個別の投稿でお読みください。
了解しました!
触りだけでも教えてくれて有り難う!
ドケチだけ訂正するわ!
えっ?・・・他のは?
コメント